そのため、資本主義国のように、
土地に対する所有権は存在しないそうで、
そのかわり「使用権」を購入するそうです。
今の中国はかつてのバブル時代の日本と同じで、
「土地を奪い再開発でマンションを建造すれば大もうけ」
「売れるとなると投機のために購入する者が増える」
「そのためまた価格が高騰する」
と不動産バブルになっています。
そろそろ崩壊しそうですが、
土地開発はいまだに行われています。
日本ではかつて、
「自分たちの住んでいる土地を売りたくない」
と立ち退きに応じない住人にイヤガラセして立ち退かせる
「地上げ屋」
なんてものがありました
しかし、中国の場合、土地開発には、
中国政府が絡んでいるのではるかに過激です。
中国では庶民が暮らしている古いアパートなどを取り壊し、
大規模なビルやショッピングセンターを開発することがよくあります。
しかし立退きの補償金があまりに少なく、
取り壊しを拒否して居座る住人と政府が衝突し、
業者がイヤガラセを行うことがよくあるそうです。
立ち退きに応じない1軒だけのこし周りを掘って陸の孤島にした、
この写真の衝撃を覚えている人もいるんじゃないでしょうか。
周囲を塀で囲ったり、
未だに人が住んでいるのに一部を取り壊す、
なんてことも平気で行われています。
今回の事件は、郊外に住む老夫婦が、
100頭あまりの豚を飼って暮らしていたところに、
いきなり都市管理者の制服を着た人たちが現れ、
外壁をショベルカーで壊しはじめたそうです。
慌てて
「頼むからせめて1、2日の時間の猶予を下さい」
と訴えたものの、
「自分は都市管理者に雇われている身で、壊せといわれたから壊している」
と運転手に言われ工事は続行。
そのうち故意なのか事故なのか、
夫の方がショベルカーのショベルに挟まれ、
血を吐き始め、顔色も紫に変わってしまったそうです。
運転手が慌てて、助け出そうとするも、
ショベルがしっかり止まっていなかったため、
運転手も頭を操縦室とショベルの間に挟まれてしまいました。
そのうち逃げ出すと思って工事していて巻き込んだってところかな?
中国の人権無視や命の軽さにはいつも驚かされます。

